Mipoの旅して♡Korea

留学経験者Mipoによる楽しい韓国旅行講座♪初めての方にも分かりやすくお届け☆

日本食が恋しくなった時は要注意!韓国で人気の日本食屋の意外な落とし穴とは。

こんにちは!Mipo氏です☆

今日は韓国の日本食屋さんに関するお話。

Mipo氏は留学中に何度か日本食が恋しくなり、日本食屋さんに足を運びました。

ものすごーく食べたくて行った日本食屋さん。

その先で起きた出来事とは…?

 

 

地元で人気のお好み焼き屋さん

 

ある日、語学堂で同じクラスのフランス人の友人が

「お好み焼き食べに行こう♪」

と誘ってきた。

日本食が恋しくなっていたMipo氏はもちろん即OK!

授業後のランチで、もう一人日本人の友人を誘い、3人でお好み焼き屋さんへ向かった。

学校の近所にあったそのお店は地元民になかなか人気があるらしく、お店の外まで列ができていた。

どうやら、大阪出身の日本人が経営している本格的なお好み焼き屋さんらしい。

 

(((日本人のお店でしかもこれだけの人気店なら味も期待できる~♪)))

 

とウキウキしながら待つMipo氏ご一行。

 

ようやくお店に入り、定番の豚玉を注文♪

どうやら自分で焼くわけではなく、焼いてくれたものを出されるパターンらしい。

待つこと数分、

丁寧に焼かれた丸い形にマヨとソースを芸術的にまとった完璧なお好み焼きが出てきた!!!

食べようとチョキチョキしていると、

 

店員「日本人の方ですか???」

Mipo「はい!」

店員「紅ショウガが入ってないので、ご希望であれば別でお持ちしますよ♪」

 

という何とも嬉しい気遣いをしていただく。

韓国人は紅ショウガがあまり口に合わないらしく通常は入れずに作るが、日本人のお客さんには希望があれば出してくれるのだという。

本当は生地に混ぜて作ってほしかったとは言えないので

紅ショウガをもらい、後乗せした。

日本人の友人もすごく楽しみにしていたので2人でキャッキャ言いながら一口。

 

(((うーん。卵の味。)))

 

とにかく卵の味。

キャベツなどの他の具材の食感や味がほとんど感じられない。

お好み焼き風の卵焼きみたいな?韓国でいうケランマリ(卵焼き)??

これはお好み焼きではない。

関西人ではないMipo氏がそう思うのだから、関西人が食べたら多分激怒するレベルのお味。

 

見た目が完璧だっただけにものすごく残念だった。

 

日本食が恋しくなっていたことや、大阪出身オーナー&韓国で人気店という肩書がMipo氏の中でハードルをかなり上げてしまっていたため、失望感がハンパなかった。

 

ただ、一緒に頼んだ焼きそばは、日本の屋台風の焼きそばで美味であった。

 

韓国人にもなじみ深い日本のトンカツ

 

韓国でも、日本のトンカツは有名でお店もたくさんあり、韓国人にとってなじみのある食べ物になっている。

近所にあるトンカツ屋さんがいつも賑わっていたので、ある日のランチで行ってみた。

 

せっかくなので、トンカツ定食を注文。

ここは日本人はおそらく関わっていない、韓国人オーナーのお店らしい。

やってきたのは、日本の定食さながらのトンカツ定食。

トンカツの他に、ご飯とみそ汁、お新香までついている。

早速一口。

 

(((うん、なんかサクサクしていない。笑)))

 

衣が脂っこい。

そしてソースは、ただただしょっぱい。

一口のトンカツでめっちゃご飯が進む。(あまり良い意味ではなくw)

トンカツが残った状態でご飯がなくなってしまった。

(((もしや、バンチャンみたいにおかわりできる?)))

※バンチャン→おかわり可能なおかず

と考えたMipo氏はダメモトで言ってみた。

 

Mipo「おかわりください」

店員「いっぱい盛る?少しでいい?」

Mipo「少しでイイです。」

 

本当は大盛りが良かったのになぜか無意味な遠慮をしてしまったが、とりあえず、無料でおかわりできたのはとてもラッキーだった。

トンカツ屋でのいい思い出は、無料でご飯がおかわりできたことのみである。

 

韓国で日本食を食べて感じたこと

 

①韓国人の口に合うようにアレンジされている

これは、最初のお好み焼き屋で感じたこと。

関西出身ではないMipo氏にまで辛口評価されてしまう大阪人のお好み焼き。

これはもう韓国人の口に合うようにアレンジされているに違いない。

紅ショウガを抜いていることしかり

卵感がケランマリ(卵焼き)っぽいことしかり

海外でアレンジされまくっている寿司のように

その国にあった味にすることは大事なんだろうなーと思うけど

現地に住む日本人のためのお店があってもいいのかなとも同時に思ってしまう。

多分、Mipo氏が見つけていないだけでどこかにあるんでしょうが…。

 

②安かろう悪かろう

韓国料理に関しては、安くて美味いものが多いのに

日本食となると急に値段とともに味が落ちるのはなぜだろう…。

韓国では日本食に限らず、わりと洋食もそんな気がするんですよね。

安い店はそれなりの味。

そう考えると、日本のファミレスとかコンビニってすごいなーって思ってしまう。

安いけど、安いなりに美味しい。安いのに美味しい。

そうじゃないと日本では売れないんですけどね。

 

③クオリティにこだわらない

②の理由にプラスアルファするならば、こういうことだと思う。

安い店は、おそらく日本食を100%再現しようとしているわけではなく

なんとなく似せているだけの気がするのはMipo氏だけでしょうか?

 

<なんとなく似せている店>

食材や調味料はとりあえず韓国のそれっぽい物で代用→→なんかそれっぽい味に仕上がる→→食材や調味料は韓国産なので韓国人になじみのある味→→地元でウケる→→安くておいしい日本食屋という肩書を得る

 

<高級店>

日本食を100%再現しようとする→→食材や調味料にこだわって日本食に少しでも近づけようとする→→結果コストがかかる→→舌の肥えた地元の金持ちや現地の日本人にウケる→→ハイクオリティの高級日本料理店という肩書を得る

 

 安くて美味いと地元民に人気のお店と、日本人も味を認める高級日本料理店の違いってこんな感じなんでしょうね。

 

皆様も、韓国で日本食を食べたくなったら…。

高い金を出して美味い日本食を食うか。

興味本位でエセ日本食を食うか。

日本に戻るまで我慢するか。

 

 よーく考えてみてくださいね。(笑)